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最新記事【2007年04月15日】

海外格安航空券について、詳しくご紹介します。

まず、海外格安航空券には制約があります。
安い分だけさまざまな制限があるので、損をしないためにも覚えておいた方が良いことを中心にご紹介します。

  1. 払い戻しの不可: 発券されたは航空券は、どんな理由があっても払い戻しはできません
  2. 航空会社の変更不可: 自分の都合で航空会社名変更はできません
  3. 予約内容変更の不可: 出発日、帰国日、ルートなどの変更が一切できません

1.と2.はそれほどの問題はありませんが、3.が格安航空券最大のデメリットです。
運賃が安い理由も実はここにあります。例えば、帰国間近に病気になって帰国日を延ばしたいと思っても、帰国日を変更してもらうことができません。

海外格安航空券の種類

格安航空券にも以下の種類があります。
格安航空券を取り扱うウェブサイトには、以下のような条件が記載されています。購入の際は、ぜひご確認頂ければと思います。
ご自分の海外旅行プランに合った航空券を購入しましょう。

有効期限
有効期限が7日間、21日間、30日間、45日間、90日間、1年間などの格安航空券があります。出発日を1日目とカウントします。有効期限が長ければ料金は高くなります。

FIXとオープン
格安航空券は、基本的に帰国日を出発前に決めておかなければなりませんが、帰国日を決めずに現地で帰国便の予約を入れる「オープンチケット」があります。
航空券には、帰国日を決めるチケットは「FIX」、オープンチケットは「OPEN」と表示してあります。オープンチケットを購入すれば、帰国日におけるデメリットは回避できると思います。ただし、料金はオープンチケットの方が高いです。

単純往復とオープンジョー
2都市間を単純に往復するチケットのほかに、到着空港と帰国便の搭乗空港が異なる「オープンジョー」という航空券があります。例えば、中国国際航空の「関空→北京」「上海→関空」などがこれにあたります。料金はオープンジョーの方が少し高くなります。

航空会社とシーズナリティ
格安航空券の料金に最も密接に関係しているのが、航空会社とシーズナリティです。
観光シーズンが最も高くオフシーズンが安いです。
ただし、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆などは例外で、格安航空券でも普通航空券と大差はありません。また、特別割引航空券(PEXチケット)の方が安くなる場合もあります
出発時期と乗る飛行機によって航空運賃はかなり異なります。たった1日の差で料金が何万円も違うことがあります。したがって、出発日と航空会社は慎重に選んだ方がいいと思います。

国際線の航空券は、以下の3種類があります。

  1. 普通航空券(ノーマルチケット)
  2. 特別割引航空券(PEXチケット)
  3. 格安航空券(ITチケット)

各航空券の特徴を一覧にまとめると以下のようになります。

項目

ノーマル

PEX

格安

価格

高い

安い

最安

払い戻し

可能

要手数料

不可

予約内容変更(搭乗日など)

可能

不可

不可

予約超過

なし

基本的になし

あり

アップグレード(マイレージ)

可能

可能

不可


個人旅行者が購入しているのは、格安航空券がほとんどです。料金が異なるのには理由があるので、海外旅行の条件に合った航空券を購入するのが望ましいと思います。

各航空券の特徴をご紹介します。購入する際の比較検討材料になると思います。

普通航空券(ノーマルチケット)
予約の変更や利用航空会社などに制限のない航空券で、各航空会社が販売しています。
有効期間は購入日から1年ですが、第一区間利用日から1年間有効のため、最大でほぼ2年有効です。払い戻しも少額の手数料のみで可能。シーズンによる運賃の変動はありませんが、かなり高額です。
なお、エコノミークラスは2種類あります。Y2運賃は途中降機ができません。乗り換え回数の制限がある分、通常のノーマルチケットより安いです。

特別割引航空券(PEXチケット)
航空会社が正規割引として販売している航空券のことです。
日本航空の「JAL悟空」、全日本空輸の「エコ割」、ノースウエスト航空の「ワールドバリュー」、ユナイテッド航空の「UNITED GO FARES」などです。
予約の変更ができないものも多いですが、種類によっては可能な航空券もあります。払い戻し手数料も比較的高額です。運賃は、シーズン変動が大きいです。料金は、格安航空券より数万円高い程度となります。しかし、期間限定で格安航空券より安価になるキャンペーンなどもありますので、チェックする価値はあります
また、早く出発日を確定させたい人や、お盆や正月などのピーク時期の予約を入れたい人には有効な航空券です。 各航空会社のウェブサイト、もしくは、旅行会社の端末で予約状況を見ることができます。

格安航空券(ITチケット)
「ディスカウントチケット」とも呼ばれる格安航空券は、団体のパッケージツアー用に設定された運賃のチケットを「個人包括旅行」として個人に売っているものです。
厳密には、ホテルなどをつけて個人のパッケージツアーとして売らなければならないことになっていますが、実際には航空券だけでも購入できます。
格安航空券は、旅行代理店や旅行代理業の資格を持つ旅行サイトで販売されています。「バンコク25,000円から」などと表示され、運賃は他の航空券よりおおむね安いです。しかし、上記の一覧表の通りで一番制限が厳しいです。通常は搭乗日の変更ができません。購入後の払い戻しもできません。運賃の変動幅も大きく、お盆やゴールデンウィーク、年末年始など、ピーク時は、PEXチケットより高くなってしまうこともあります。また、同じ日の同じ便でも販売する会社によって運賃や条件が違うため、よく比較検討することをおすすめします。

海外ホテルを日本から予約する方法は、主に以下の方法があります。

  1. ホテルに直接予約する
  2. 海外ホテル予約専門のウェブサイトを利用する
  3. 旅行代理店から予約する

ホテルに直接予約する場合は、ホテルが割引キャンペーンをしている時もありますが、通常は正規料金での宿泊です。旅行代理店を通じて予約する場合も同様ですが、同じホテルでも予約の方法や時期などによって、宿泊料金に開きがあることも多いので、幾つか比較検討したうえで予約をするのがおすすめです。
ただし、ホテルに直接予約する場合は、ウェブサイトを個別に見る必要がありますし、旅行代理店を通じて予約する場合には比較検討できる情報量が少ないように思います。

特定のホテルを予め決めている場合は直接予約が早いですが、宿泊したい地域や日程などの希望条件に沿って効率的に希望のホテルを探すには、海外ホテル予約サイトを利用するのがおすすめです。

下記は、海外ホテルが格安で予約できるサイトの一覧です。 オンラインで簡単に海外ホテルの予約が可能です(一部不可のホテルもあります)。

海外ホテル予約サイトは、希望の条件で比較検討が可能であり、また、格安価格で提供されています。いくつかの方法でチェックし、希望のホテルを予約すると良いでしょう。 私が宿泊したホテルでは、ホテルのウェブサイトからの予約と比べると、25%ほど下記のサイトでの予約の方が安かったです。場合によっては60%引きで予約も可能です。

旅の印象を大きく左右するホテル。希望のホテルに泊まるためには、特に連休や年末年始、旧正月などは込み合うことも多いので、必ず早めに予約しましょう。

サイト名 おすすめ度 コメント
オクトパストラベル ★★★★★ 世界3,300都市の20,000ホテルやコンドミニアムの予約を始め、現地観光ツアー、送迎サービス、レンタカー等の予約が可能。
ホテルクラブ ★★★★★ 120カ国25000以上のホテルを最大60%引きで予約が可能。
アップルワールド ★★★★ ホテルに関するクチコミ情報や料金比較機能が役立ちます。

海外旅行情報サイト:おてがる海外旅行術


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